動作モード |
4K FS |
4Kクワッドリンク信号用のFSとして動作します。 |
4K AVDL |
4Kクワッドリンク信号用の1ラインAVDLとして動作します。 (3G-Level B入力時のみ、2ライン[約29μs]AVDLとして動作) |
4K ADVANCE AVDL |
4Kクワッドリンク信号用の1ラインAVDLとして動作し、入力位相が引き込み範囲から外れた時、自動的にFSに切り替わります。 |
1×4ch |
1入力4分配のFS、またはAVDLとして動作します。 |
2×2ch |
2入力各2分配のFS、またはAVDLとして動作します。
- ※ FSとして動作させた場合、音声が通過する系統はIN 1に入力した信号1系統のみです。AVDLとFSの混在はできません。
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4ch |
4入力4出力のFS、またはAVDLとして動作します。
- ※ FSとして動作させた場合、音声が通過する系統はIN 1に入力した信号1系統のみです。AVDLとFSの混在はできません。
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カラー コレクション |
R/G/Bガンマ調整 |
調整範囲は0.40〜1.60/0.01ステップ |
R/G/Bレベル調整 |
調整範囲は-50.0〜+50.0%/0.1ステップ |
R/G/Bホワイト バランス調整 |
調整範囲は-50.0〜+50.0%/0.1ステップ |
R/G/Bブラック バランス調整 |
調整範囲は-50.0〜+50.0%/0.1ステップ |
映像調整 |
Yガンマ調整 |
調整範囲は0.40〜1.60/0.01ステップ |
Yレベル調整 |
調整範囲は-50.0〜+50.0%/0.1ステップ |
Yオフセット調整 |
調整範囲は-50.0〜+50.0%/0.1ステップ |
PbPr色相調整 |
調整範囲は-180.0〜+180.0°/0.1ステップ |
PbPr彩度調整 |
調整範囲は-50.0〜+50.0/0.1ステップ |
PAYLOAD 上書き/スルー |
SQUARE DIVISION(SQD)
2SAMPLE INTERLEAVE(2SI)
AUTO |
ペイロードパケットの上書き、スルーの選択ができます。 上書き設定にした際、分割方式を2SI/SQD/AUTOから選択できます。 AUTOに設定すると、入力信号のペイロードパケットの分割方式を維持します |
プリセット |
カラーコレクション/映像調整等の設定値を4つのプリセットに登録できます。電源起動時に指定のプリセットを読み出す設定も可能です。
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入力断対策
入力信号が抜けた時の振る舞いを設定できます。 |
信号補填機能 (2SI入力時のみ) |
入力信号が1〜3本抜けた場合、正常な信号を信号断の箇所に割り当て、輝度レベルの低下を防ぎます。全ての入力チャンネルに音声信号が重畳されていれば、音声信号断も防ぐことができます。 |
黒味機能 |
信号が抜けた箇所が黒味になります。 |
全面黒味機能 |
信号が1本でも欠けると、全面を黒味にします。 |
フリーズ |
信号が1本でも抜けると、4入力全てフリーズします。ただし、フリーズした際の4入力の映像のフレームの時間軸はフレームずれます。 |
アンシラリパケット通過機能 |
【AVDLモード】HANC、VANC共に全て通過します。
【FSモード】HANCのパケットは音声16chと9ラインのATCのみの通過となります。VANCはすべて通過します。ただし、3G-Level B信号入力時は入力信号の位相によって、Stream1とStream2のVANCデータの入れ替わりや、挿入ラインの1ラインずれが発生することがあります。また、3G-Level A⇔B変換時においても、入力信号の位相によってVANCデータの挿入ラインの1ラインずれが発生することがあります。 |
2F DELAY |
入力信号がプログレッシブ信号の時、通常出力信号は1フレーム遅延で出力されるため、ODDのTCがリファレンス信号基準でEVENのタイミングで出力されてしまいます。この不一致を避けたい場合、出力を2フレーム遅延にすることで回避することが可能です。また、3G Level-B信号はデータ構造上、ODDとEVENのフィールドで映像の開始が異なる(Stream1またはStream2)ため、VANCデータの挿入ストリーム、および挿入ラインがずれることがあります。出力を2フレーム遅延にすることで入力信号のVANCデータの挿入位置を維持することができます。
- ※ 上記の効果を得るには入力信号がリファレンス信号に同期している必要があります。
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起動時設定 |
起動時に指定したプリセットパターンを読み出します。 |
Level A⇔B変換 |
動作フォーマットが3G Level-A、Bの1080p/59、または1080p/50の時、入力信号は動作フォーマットと同じフレームレートであれば3G Level -A、Bどちらにも対応します。 |
リファレンス 信号
外部同期/ラインロックに対応。 |
LINE DIRECT |
ラインロックで動作※ 出力位相は不定です。 |
EXT SUB |
リファレンスロックで動作。Vbus筐体のリファレンスバスからリファレンス信号を受信します。 |
EXT DIRECT |
リファレンスロックで動作。FS-70-4K背面のREF INコネクターからリファレンス信号を受信します。Vbus筐体にリファレンス信号を供給する機能はありません。リファレンス信号が未入力の時はフリーランで動作します。 |
FANアラーム |
モジュール上にチップFANを搭載しており、動作不良の際は本体正面の表示器で"FAN ERR"の警告、及びVbus筐体からモジュールアラームの接点出力、SNMPによるトラップ発行があります。 |
SNMP監視/制御 |
SNMPで入力信号、リファレンス信号のステータス監視ができます。また、SNMP経由でプリセットの切り替え制御等が可能です。 |
GPI制御 |
接点の入出力が各2chあります。フリーアサインで、任意のプリセットパタ-ン等を呼び出すことができます。 |
入力特性 |
IN1〜4 |
分解能 |
10bit |
サンプリング周波数 |
3G:148.5/148.35MHz HD:74.25/74.18MHz |
イコライザー特性 |
3G:120m(5CFB)、HD:180m(5CFB) |
信号振幅 |
0.8Vp-p/75Ω |
反射減衰量 |
3G:5MHz〜1.485GHz、15dB以上 3G:1.485GHz〜2.97GHz、10dB以上 HD:5MHz〜1.485GHz、15dB以上 |
出力特性 |
OUT 1〜4 |
分解能 |
10bit |
サンプリング周波数 |
3G:148.5/148.35MHz HD:74.25/74.18MHz |
信号振幅 |
0.8Vp-p±10%/75Ω |
反射減衰量 |
3G:5MHz〜1.485GHz、15dB以上 3G:1.485GHz〜2.97GHz、10dB以上 HD:5MHz〜1.485GHz、15dB以上 |
立ち上がり/ 立ち下がり時間 |
3G:135ps以下(20%〜80%間) HD:270ps以下(20%〜80%間) |
オーバーシュート |
10%以下 |
DCオフセット |
0V±0.5V |
ジッター 特性 |
アライメント |
3G:0.3UI、HD:0.2UI以下 |
タイミング |
3G,HD:1.0UI以下 |
音声サンプリング周波数 |
48kHz |
音声チャンネル数 |
16CH(AVDLモード3G Level-B入力時は32ch) |
映像入出力遅延 (ゲンロックポジションH=0、V=0) |
入力信号が同期している場合は1フレーム遅延。非同期の場合約7H〜1F+7Hの範囲で遅延。設定で2フレーム遅延も可。 |
音声入出力遅延 |
1フレーム遅延
- ※ 2F DELAY設定時は2F遅延。
マニュアル設定で3〜300msの範囲で調整可
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信号引き込み範囲 |
FSモードは制限無し。AVDLモードは1ライン。 (3GレベルBは2ライン) |
GPI |
接点入力 |
12mA最大定格 |
接点出力 |
60V/300mA最大定格 |