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RoHS対応SNMP対応
ネットQ送受信機
QRS-70B
希望小売価格 800,000円 (税別)

 正面・背面図

図をクリックすると拡大します。

 仕様

機能

受信機モード ARIB STD-B39放送局間制御信号を受信し、任意の情報を選択して接点出力します。
接点出力条件をレベル/パルス(幅可変)/トグル、AND/ORなど、詳細に設定することができます。
送信機モード ARIB STD-B39放送局間制御信号の任意の情報を接点入力またはシリアル通信で制御します。
キャラクター表示 表示 2面(内、1面はメニュー表示に使用)
キャラクター文字 ASCIIコードの半角英数字、半角カタカナおよび
ARIB STD-B5で規定される英数集合、カタカナ集合
キャラクター大きさ HD:80×104、160×204、SD:40×52、80×104
ポジション移動 HD:H ±960ドット、1ドット単位、V ±540ライン、2ライン単位
SD:H ±360ドット、1ドット単位、V ±243ライン、2ライン単位
ブリンク 30〜300Field周期(0.5〜5秒周期)
プレート(黒色) ON/OFF
GPI制御 上記設定のそれぞれON/OFF

定格

入力信号 IN SMPTE292M、SMPTE259M-C準拠、
0.8Vp-p/75Ω、BNC 1系統
  • ※ ANC上のタイムコードはSMPTE RP188-1999に準拠した
    LTC、VITCパケットに対応。
LTC IN SMPTE12M 準拠、1-5Vpp/10KΩ、BNC 1系統
出力信号 LINE OUT1、2
(SUPER)
SMPTE292M、SMPTE259M-C準拠、
0.8Vp-p±10%/75Ω、BNC 各1系統
ビデオトロン内製キャラジェネ内蔵
  • ※ LINE INとLINE OUT1は、エマージェンシースルー対応。
外部I/F GPI Dsub-25(f)インチネジ、接点入出力×22
RS-422 Dsub-9(f)インチネジ 1系統
映像フォーマット 1080i/59.94、525i/59.94
動作温度 0〜40℃
動作湿度 20〜80%RH(ただし結露なき事)
消費電力 7.5VA(5V,1.5A)
質量 400g(コネクターモジュールを含む)
販売開始年月 2011年7月

性能

入力特性 IN 分解能 10bit
サンプリング周波数 HD:74.18MHz、SD:13.5MHz
イコライザー特性 HD:100m/5CFB、SD:300m/5CFB
反射減衰量
  • HD:5MHz〜742.5MHz、15dB以上
  • HD:742.5MHz〜1.485GHz、10dB以上
  • SD:5MHz〜270MHz、15dB以上
出力特性 LINE OUT
1、2
(SUPER)
分解能 10bit
サンプリング周波数 HD:74.18MHz、SD:13.5MHz
信号振幅 0.8Vp-p±10%/75Ω
反射減衰量
  • HD:5MHz〜742.5MHz、15dB以上
  • HD:742.5MHz〜1.485GHz、10dB以上
  • SD:5MHz〜270MHz、15dB以上
立ち上がり/
立ち下がり時間
HD:270ps以下(20%〜80%間)
SD:0.4ns〜1.5ns(20%〜80%間)
オーバーシュート 10%以下
DCオフセット 0V±0.5V
ジッター
特性
アライメント 0.2UI
タイミング HD:1.0UI、SD:0.2UI
データ入出力 受信機モード時
22ビット
接点入出力
(設定による)
ARIB STD-B39/アラーム パケットパターン、アラーム監視
パケットOFF 放送局間制御信号部のみをブランク出力
パケットスルー 一切のパケット解析処理をせずに出力
パケット受信からGPI出力遅延 33ms以下
送信機モード時
22ビット
接点入出力
(設定による)
ARIB STD-B39/アラーム パケットパターン、アラームの発生/監視
チェンジトリガー ネクスト映像/音声モードを指定時間(可変)後にカレントに置き換え
パケットOFF 放送局間制御信号部のみをブランク出力
パケットスルー 一切のパケット解析処理をせずに出力
GPI入力からパケット送信遅延 34ms〜51ms
※ GPI入力を内部で受け付けてからの時間。
映像入出力遅延 HD:約3.5μs、SD:約13.5μ
GPI 接点入力 12mA最大定格
接点出力 60V/200mA最大定格

 外部インターフェース

GPI(D-SUB25Pin)

ピン番号 I/O 受信機 送信機
1〜13 I/O ARIB STD-B39で規定されるデータ
アラーム監視
または表示文字制御
ARIB STD-B39で規定されるデータ
またはアラーム発生
または表示文字制御
14 コモン1
15〜19 I/O ARIB STD-B39で規定されるデータ
またはアラーム
または表示文字制御
ARIB STD-B39で規定されるデータ
またはアラーム発生
または表示文字制御
20 コモン2
21〜24 I/O ARIB STD-B39で規定されるデータ
またはアラーム
または表示文字制御
ARIB STD-B39で規定されるデータ
またはアラーム発生
または表示文字制御
25 コモン3

ARIB STD-B39で規定されるデータとは、発局コード、発局時刻、カレント/ネクスト映像モード、カレント/ネクスト音声モード、Qトリガー、Qカウンタ、Qカウントダウン、ステータス信号、予約領域、プライベート領域です。それぞれのデータを任意に設定することができます。
アラームは、SDI入力断、パケット無し、パケットスルー、パケットデータエラーを選択することができます。
表示文字制御は、GPI入力時のみ設定することができます。表示、大きさ、ポジション、プレート、ブリンクを設定することができます。

GPI運用例

送信機 受信機
  • ● 発局コードの変更
  • ● 発局時刻の送出
    (外部タイムコードの時刻をQパケットに重畳)
  • ● Qトリガー0.5秒間パルス発行と同時にQカウントダウン3秒間、カウントダウン終了後、Qカウンタインクリメント
  • ● 映像モードを2秒後にチェンジ指示
  • ● 特定の音声モードに切り替わったらキャラクター表示をブリンクさせる
  • ● 特定の映像モード以外のとき、
    タリー出力
  • ● プライベート領域に挿入されている文字列データのキャラクター表示
  • ● Q1〜Q4トリガーのいずれかがONになったとき、タリー出力
  • ● Q5〜Q8トリガーの全てがONになったときのみタリー出力

 付属アプリケーション

プリセットの作成、転送、取得や、パケット送出、キャプチャーを行う通信アプリケーションを標準で付属しています。お手持ちのパソコンにインストールしてご使用になれます。
  • ※ 通信を行うためには、パソコンのUSB、RS-232CポートなどからRS-422に変換する必要があります。
    お客様でご用意していただくか、弊社オプションUSB-422をお求めください。
[ 推奨動作環境 ]
OS:Windows XP/Vista/7/10
CPU:Pentium4 1GHz以上
RAM:512MB以上
ハードディスク空き容量:300MB以上
モニタ:1280×1024ピクセル以上 65536色以上
シリアル通信:RS-422
※注.外観及び仕様は変更することがあります。 SR11
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