チェンジオーバーモード AUTO/SEMI AUTO/ MANUAL |
【AUTO】信号異常時、SNMP、Web Server、接点でアラームを発し予備系(IN2)に自動切り替え。現用系(IN1)回復後、現用系に自動切り替え。
【SEMI AUTO】信号異常時、SNMP、Web Server、接点でアラームを発し予備系に自動切り替え。現用系回復後、自動復帰はせず、手動(SNMP、Web Server、接点)で復帰操作を行う。
【MANUAL】信号異常時、SNMP、Web Server、接点でアラームを発する。現用/予備系の切り替えはSNMP、Web Server、接点で行う。 |
SRC (サンプルレートコンバーター) |
【SRC ON】SRCを有効にすると非同期入力に対応し、IN1⇔IN2の切り替えはクリーンスイッチです。SRCのリファレンスソースは、Vbusのリファレンス信号(BBS/HD-SYNC)、またはWCLK(ワードクロック)、DARS信号に対応します。Vbusのリファレンス信号を用いた場合、出力音声のサンプルレートは48kHzに固定されます。WCLK、DARS信号を使用する場合、出力音声のサンプルレートは、WCLK、DARSの周波数に追従し、32/44.1/48/96kHzに対応します。WCLK、DARS信号を使用する設定で、WCLK、DARS信号が検出できない時、あるいはVbusのリファレンス信号受信設定で信号が検出できない時はインターナルクロックに切り替わり、出力音声のサンプルレートは48kHzに固定されます。 【SRC OFF】SRCを無効にしてご使用いただく場合、リファレンス信号はWCLK、DARS信号に対応し、Vbusのリファレンス信号には対応しません。WCLK、DARS信号は、入力するAES信号に同期し、かつ位相が揃っていなければなりません。これらの条件を満たすと、クリーンスイッチ対応のチェンジオーバーとしてご使用可能です。32/44.1/48/96kHzのサンプルレートに対応します。リファレンス信号喪失時はクリーンスイッチ機能が無効になり、単純な2×1のチェンジオーバーとして機能します。入力信号は無加工で通過します。 |
50/15μS ディエンファシスフィルター |
50/15μSプリエンファシスフラグを検出し、ディエンファシスフィルターを有効にすることが可能です。工場出荷時は無効。 |
エマージェンシースルー |
電源断時、エマージェンシースルー機能が働きます。各チャンネルのAES IN1の信号がAES OUT1へバイパスされます。 |
GPI制御 |
接点の入力が2ch、出力が6chあります。2chの入力はチェンジオーバーモードがSEMI AUTO、MANUALの時の手動切り替え、及びホールドアラームのクリアで使用します。6chの出力は、入力信号の選択タリー、各入力信号のアラームで使用します。 |
ALARM出力 |
Vbus筐体のTALLY出力端子よりアラーム信号を出力することができます。アラーム出力の条件は、インプットエラー、サイレンスエラー、及びリファレンスエラー発生時です。アラーム出力機能は基板上のスイッチ、またはSNMPで有効/無効の設定ができます。 |
SNMP 監視 |
AES信号 |
インプットエラー(信号断、AESフォーマットエラー等)、サイレンスエラー(閾値-40〜-80dBFs、時間3〜90秒)を監視。問題発生時にSNMPトラップを発報し、Logに内容を記録します。 |
リファレンス 信号 |
信号断、周波数を監視し、問題発生時にSNMPトラップを発報し、Logに内容を記録します。 |
ピン番号 |
I/O |
信号 |
機能 |
1 |
O |
接点出力 ※1 |
OPEN:CH1は現用系(IN1)が選択されています。 CLOSE:CH1は予備系(IN2)が選択されています。 |
2 |
O |
接点出力 ※1 |
OPEN:CH2は現用系(IN1)が選択されています。 CLOSE:CH2は予備系(IN2)が選択されています。 |
3 |
O |
接点出力 ※1 |
OPEN:CH1の現用系(IN1)にエラーが発生しています。 CLOSE:CH1の現用系(IN1)は正常です。 |
4 |
O |
接点出力 ※1 |
OPEN:CH1の予備系(IN2)にエラーが発生しています。 CLOSE:CH1の予備系(IN2)は正常です。 |
5 |
O |
接点出力 ※1 |
OPEN:CH2の現用系(IN1)にエラーが発生しています。 CLOSE:CH2の現用系(IN1)は正常です。 |
6 |
O |
接点出力 ※1 |
OPEN:CH2の予備系(IN2)にエラーが発生しています。 CLOSE:CH2の予備系(IN2)は正常です。 |
7 |
I |
接点入力 ※2 |
CH1側の制御で使用します。チェンジオーバーモードにより、機能が異なります。
【AUTO】 CLOSEでアラームホールド解除。通常OPEN。
【SEMI AUTO】 CLOSEで予備系(IN2)→現用系(IN1)の復帰。通常OPEN。
【MANUAL】 CLOSE→OPEN:CH1の入力を現用系(IN1)に切り替える。OPEN→CLOSE:CH1の入力を予備系(IN2)に切り替える。 |
8 |
I |
接点入力 ※2 |
CH2側の制御で使用します。チェンジオーバーモードにより、機能が異なります。
【AUTO】 CLOSEでアラームホールド解除。通常OPEN。
【SEMI AUTO】 CLOSEで予備系(IN2)→現用系(IN1)の復帰。通常OPEN。
【MANUAL】 CLOSE→OPEN:CH2の入力を現用系(IN1)に切り替える。OPEN→CLOSE:CH2の入力を予備系(IN2)に切り替える。 |
9、10 |
― |
N.C. |
未使用 |
11 |
― |
+5V |
テスト用+5V出力。未接続にしてください。 |
12 |
― |
GND |
― |