ホーム > 製品情報 > 70モジュールシリーズ > SRC内蔵デジタル音声チェンジオーバー CHO-70AES
カテゴリーメニュー
シリーズメニュー
アルファベットメニュー
RoHS対応SNMP対応
SRC内蔵デジタル音声
チェンジオーバー
CHO-70AES
希望小売価格 230,000円 (税別)

 正面・背面図

図をクリックすると拡大します。

 仕様

機能

チェンジオーバーモード
AUTO/SEMI AUTO/
MANUAL
【AUTO】信号異常時、SNMP、Web Server、接点でアラームを発し予備系(IN2)に自動切り替え。現用系(IN1)回復後、現用系に自動切り替え。
【SEMI AUTO】信号異常時、SNMP、Web Server、接点でアラームを発し予備系に自動切り替え。現用系回復後、自動復帰はせず、手動(SNMP、Web Server、接点)で復帰操作を行う。
【MANUAL】信号異常時、SNMP、Web Server、接点でアラームを発する。現用/予備系の切り替えはSNMP、Web Server、接点で行う。
SRC
(サンプルレートコンバーター)
【SRC ON】SRCを有効にすると非同期入力に対応し、IN1⇔IN2の切り替えはクリーンスイッチです。SRCのリファレンスソースは、Vbusのリファレンス信号(BBS/HD-SYNC)、またはWCLK(ワードクロック)、DARS信号に対応します。Vbusのリファレンス信号を用いた場合、出力音声のサンプルレートは48kHzに固定されます。WCLK、DARS信号を使用する場合、出力音声のサンプルレートは、WCLK、DARSの周波数に追従し、32/44.1/48/96kHzに対応します。WCLK、DARS信号を使用する設定で、WCLK、DARS信号が検出できない時、あるいはVbusのリファレンス信号受信設定で信号が検出できない時はインターナルクロックに切り替わり、出力音声のサンプルレートは48kHzに固定されます。
【SRC OFF】SRCを無効にしてご使用いただく場合、リファレンス信号はWCLK、DARS信号に対応し、Vbusのリファレンス信号には対応しません。WCLK、DARS信号は、入力するAES信号に同期し、かつ位相が揃っていなければなりません。これらの条件を満たすと、クリーンスイッチ対応のチェンジオーバーとしてご使用可能です。32/44.1/48/96kHzのサンプルレートに対応します。リファレンス信号喪失時はクリーンスイッチ機能が無効になり、単純な2×1のチェンジオーバーとして機能します。入力信号は無加工で通過します。
50/15μS
ディエンファシスフィルター
50/15μSプリエンファシスフラグを検出し、ディエンファシスフィルターを有効にすることが可能です。工場出荷時は無効。
エマージェンシースルー 電源断時、エマージェンシースルー機能が働きます。各チャンネルのAES IN1の信号がAES OUT1へバイパスされます。
GPI制御 接点の入力が2ch、出力が6chあります。2chの入力はチェンジオーバーモードがSEMI AUTO、MANUALの時の手動切り替え、及びホールドアラームのクリアで使用します。6chの出力は、入力信号の選択タリー、各入力信号のアラームで使用します。
ALARM出力 Vbus筐体のTALLY出力端子よりアラーム信号を出力することができます。アラーム出力の条件は、インプットエラー、サイレンスエラー、及びリファレンスエラー発生時です。アラーム出力機能は基板上のスイッチ、またはSNMPで有効/無効の設定ができます。
SNMP
監視
AES信号 インプットエラー(信号断、AESフォーマットエラー等)、サイレンスエラー(閾値-40〜-80dBFs、時間3〜90秒)を監視。問題発生時にSNMPトラップを発報し、Logに内容を記録します。
リファレンス
信号
信号断、周波数を監視し、問題発生時にSNMPトラップを発報し、Logに内容を記録します。

定格

入力信号 CH1 AES IN1/2
CH2 AES IN1/2
AES3id準拠、0.2-2.5Vp-p/75Ω、BNC 各1系統
WCLK IN 0.2-2.5Vp-p/75Ω、BNC 1系統
  • ※ 32/44.1/48/96Khzのワードクロック、DARS信号に対応。
出力信号 CH1 AES OUT1/2
CH2 AES OUT1/2
AES3id準拠、1.0Vp-p±20%/75Ω、BNC 各1系統
GPI HR10A-10R-12S(12pin) ヒロセ丸形 1系統
接点 2入力、6出力
動作温度 0〜40℃
動作湿度 20〜80%RH(ただし結露なきこと)
消費電力 4VA (5V, 0.8A)
質量 0.4kg(コネクタモジュールを含む)
販売開始年月 2023年7月

性能

入力特性 CH1,2
AES IN1/2
分解能 24bit
サンプリング周波数 32k/44.1k/48k/96kHz
WCLK IN 対応周波数 32k/44.1k/48k/96kHz
  • ※ ワードクロック、DARS信号に対応。
出力特性 CH1,2
AES OUT1/2
分解能 24bit
サンプリング周波数 32k/44.1k/48k/96kHz
出力遅延 [SRC ON] 32kHz 約650μs、44.1k/48kHz
約500μs、96kHz 約300μs
[SRC OFF] 32kHz 約230μs、44.1k/48kHz
約150μs、96kHz 約75μs
周波数特性 [SRC ON] 10〜19kHz ±0.02dB以内、
19〜20kHz -0.2dB以内
  • ※ 入出力のサンプルレート48kHzの信号の時。
  • ※ SRC OFFの設定では周波数特性の変化なし
出力位相 約±100ns以内
  • ※ WCLK、DARS信号入力時。
入力信号引き込み範囲(SRC OFF) WCLKの立下りエッジに対してAES信号のLchを示すプリアンブルの位相が以下に示す範囲内にあること。
32kfs:約-15μ〜+9μの範囲内にあること。
44.1k/48kfs:約-10μ〜+6μの範囲内にあること。
96kfs:約-5μ〜+3μの範囲内にあること。
入力信号の位相が上記の範囲外の時、データのスリップが発生する可能性があり、"SLIP"エラーのトラップが発報され、チェンジオーバーのトリガーとなります。入力信号の位相が不定の場合、SRC ONでご使用ください。
■【GPIコネクター】
ピン番号 I/O 信号 機能
1 O 接点出力 ※1 OPEN:CH1は現用系(IN1)が選択されています。
CLOSE:CH1は予備系(IN2)が選択されています。
2 O 接点出力 ※1 OPEN:CH2は現用系(IN1)が選択されています。
CLOSE:CH2は予備系(IN2)が選択されています。
3 O 接点出力 ※1 OPEN:CH1の現用系(IN1)にエラーが発生しています。
CLOSE:CH1の現用系(IN1)は正常です。
4 O 接点出力 ※1 OPEN:CH1の予備系(IN2)にエラーが発生しています。
CLOSE:CH1の予備系(IN2)は正常です。
5 O 接点出力 ※1 OPEN:CH2の現用系(IN1)にエラーが発生しています。
CLOSE:CH2の現用系(IN1)は正常です。
6 O 接点出力 ※1 OPEN:CH2の予備系(IN2)にエラーが発生しています。
CLOSE:CH2の予備系(IN2)は正常です。
7 I 接点入力 ※2 CH1側の制御で使用します。チェンジオーバーモードにより、機能が異なります。
【AUTO】
CLOSEでアラームホールド解除。通常OPEN。
【SEMI AUTO】
CLOSEで予備系(IN2)→現用系(IN1)の復帰。通常OPEN。
【MANUAL】
CLOSE→OPEN:CH1の入力を現用系(IN1)に切り替える。OPEN→CLOSE:CH1の入力を予備系(IN2)に切り替える。
8 I 接点入力 ※2 CH2側の制御で使用します。チェンジオーバーモードにより、機能が異なります。
【AUTO】
CLOSEでアラームホールド解除。通常OPEN。
【SEMI AUTO】
CLOSEで予備系(IN2)→現用系(IN1)の復帰。通常OPEN。
【MANUAL】
CLOSE→OPEN:CH2の入力を現用系(IN1)に切り替える。OPEN→CLOSE:CH2の入力を予備系(IN2)に切り替える。
9、10 N.C. 未使用
11 +5V テスト用+5V出力。未接続にしてください。
12 GND
  • ※1 接点出力の絶対最大定格は60V、300mAです。外部抵抗で電流を300mA以下に制限してください。
  • ※2 接点入力は5V TTLロジックによる制御も可能です。その場合、吸い込み電流12mA以上のデバイスで駆動してください。
    【SEMI AUTO】モードでは接点クローズのトリガーパルス入力。50ms以上のトリガー信号を入力してください。
    【MANUAL】モードではオルタネイト制御ですが、厳密には状態の変化(OPEN→CLOSE、CLOSE→OPEN)を検出して制御を行います。常に状態をチェックする完全なレベル制御方式ではありません。
※注.外観及び仕様は変更することがあります。 SR02
Copyright 2010 VIDEOTRON CORP.All Rights Reserved.