製品概要
CHO-70Uは、12G-SDI、6G-SDI、3G-SDI、HD-SDI信号に対応したチェンジオーバーモジュールです。入力部は4系統あり、現用、予備の他2系統のAUXチャンネルを持つことができます。信号切り替えは、オート/セミオート/マニュアルが選択できます。オートはSDI信号のビットレート、信号レベルを監視し、異常発生時に自動で予備チャンネルに切り替わり、信号回復後、自動復帰し ます。セミオートは、信号異常発生時の動作はオートと同じですが、信号回復時の復帰切替操作が手動になります。マニュアルは常に手動で任意の系統に切り替え可能です。また、モニター出力の系統があり、常時任意の入力チャンネルを確認することができます。
製品紹介動画
特長
- ● SDI入力信号は、12G-SDI(TYPE1)、6G-SDI(TYPE2)、3G-SDI(Level-A, Level-B)、HD-SDIに対応
- ● 入力部は4系統あり、ブランキングスイッチに対応 ※1
- ● シリアル信号の状態で処理するため内部遅延、データの書き換わりはありません
- ● モニター出力は任意のチャンネルを選択可
- ● 切り替え制御はオート/セミオート/マニュアルを選択可
- ● マニュアル、セミオート時は、 専用操作パネル、 接点、SNMP、Web Serverによる信号切り替えに対応 ※2
- ● 入力信号断、信号レベル低下、リファレンス断のSNMPトラップ 、Vbus接点アラーム出力可能 ※3、※4
- ● Eスルーモードがあり、電源断時も入力1Eの信号を出力1Eにバイパス出力可能 ※5
- ● チェンジオーバーパネルを使用すると、信号の監視、緊急時の手動制御、ブザーによる警告が可能 ※6
- ● チェンジオーバーパネルは4台までカスケード可能 ※6
- ※1 信号が突然喪失した場合、ブランキングスイッチによるショックレスの切り替えはできません。
- ※2 Web Serverで制御する場合、Web Serverに対応した Vbus70シリーズ筐体、及び制御PCが必要です。
- ※3 信号レベル監視の閾値は4段階から選択できます。4段階の目安は、“@信号の減衰が激しい。(受信強度受5%以下)”、A長尺ケーブルを使用しており、安定して受信できる。(受信強度受15%以上)、“通常のラック内配線で、十分な信号強度がある。(受信強度受40%以上)、“信号強度が極めて高い。(受信強度受85%以上)
- ※4 Eスルーモードでは振幅レベル監視の閾値は固定になります。Eスルーモードでは信号振幅が約500mV(±10%)を下回ると、振幅レベル低下と判断します。12G-SDI信号で運用する場合、20m以下のL-5.5CUHDケーブルで敷設してください。
- ※5 Eスルーモードはディップスイッチで切り替えます。また、Eスルーモードに対応する SDI IN 1E、SDI OUT 1Eについては SMPTE規格の反射減衰量特性を満たしておりません。
- ※6 チェンジオーバーパネル(CHO-70U-01)はオプションです。
入力信号のステータスや異常を、前面表示器でお知らせ
本体正面の表示器で、各入力信号のステータス、及び現在選択されているチャンネルが判別できます。
入力信号の異常が発生した際は、ENTERスイッチと兼用のALARMランプが点灯します。
システム例
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