製品概要
SG-70Vは、3G-SDI、HD-SDI、SD-SDIに対応した信号発生器です。カラーバー信号、パソロジカル信号などの映像テスト信号と、PICTURE(静止画)を発生させることができます。また任意のIDキャラクターの表示ができ、IDキャラクターの点滅やプレートの表示、ポジションを設定することができます。エンベデッドオーディオは全16CH(3G Level-B時は32CH)あり、個別に1kHzまたは400Hzの設定とゲインの調整ができます。同期信号は2系統あり、個別にアナログBBS、3値SYNCの設定やタイミング調整ができます。
新機能が追加されました。詳細はこちら。
「AUDIOテストモードを追加 (2019年3月1日以降の出荷分より対応)ハード Ver.R13、ソフト Ver.1.13 以降」
特長
- ● 映像出力信号は3G-SDI(Level-A、Level-B)/HD-SDI/SD-SDIに対応
- ● 出力画像は、FULL FIELD COLOR BAR 100%、SMPTEカラーバー(SDのみ)、ARIBカラーバー(3G,HD)、ARIB STD-B72 HLGカラーバー、ランプ、チェックフィールド、単色信号(色は設定可能)、PICTURE(静止画)から選択可能 ※1
- ● 同期信号はアナログBBS、3値SYNCに対応
- ● LTC信号を入力し、タイムコードパケット(SMPTE RP188)を重畳可能。LTC信号はLTC入力の他に、Vbus筐体からのネットワーク時刻の重畳、手動設定した時刻の重畳も可能
Vbus筐体からのネットワーク時刻、手動設定した時刻はLTC信号として出力することも可能
- ● 48kHzワードクロックの生成が可能 ※2
- ● PICTURE(静止画)の4パターンをカラーバーにスーパーインポーズさせることが可能
- ● PICTURE(静止画)をFILL/KEYとして出力することが可能 ※3
- ● PICTURE(静止画)のRGB範囲をフルレンジ/リミテッドレンジに切り替えが可能
- ● KEY出力に設定した場合にKEYレベルの調整が可能
- ● エンベデッドオーディオは24bit 48kHzに対応し4CHごとにON/OFFすることが可能
- ● 出力映像に英数字のIDキャラクターを32字までスーパーすることが可能
- ● GPI制御でIDキャラクターのスーパーON/OFFとフォーマットの切り替えが可能
- ● リファレンス信号を、内部バス経由で同一筐体内の他のモジュールへ分配することが可能 ※4
- ● 4Kオプションを使用することで4Kモードに切り替え、4K-QL信号の出力が可能
- ● カラーバーのペイロードID切り替えが可能
- ● AUDIOにおけるCH毎のテストが可能
- ※1 ARIB STD-B72 HLGカラーバーは、フォーマットが525i、625i、720p60/59.94/50の場合は出力されません。
- ※2 ワードクロックの信号レベルはS/N:7341088以前の製品は、「1Vp-p/75Ω終端時」となります。
S/N:7341089以降の製品は、「1Vp-p/75Ω終端時」と「TTLレベル/未終端時」を基板上のディップスイッチで切り替えることができます。
- ※3 オプションの4Kモードでの使用時はFILL/KEYどちらかの出力となります。
- ※4 この設定は操作メニューで行います。ただし、同一筐体内に他のコントローラ系モジュール(TLG-70VC、VT-70GC及び、SHC-70V、FS-70M等のリファレンス信号分配機能を使用したとき)が存在する場合、この機能は使用できません。
■ 4K静止画 3G-SDI信号 × 4系統出力
■ SDI出力A/B系統は別フォーマットで出力可能
システム例
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ブロック図
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