製品概要

UHX-25Uは、Quad Link 3G-SDIとSingle Link 12G-SDIまたはQuad Link HD-SDIとSingle Link 6G-SDIを相互変換可能なSDIマルチプレクス、SDIデマルチプレクスまたは4系統出力分配器としてご使用いただけ、用途に合わせた使い方ができます。動作モードの切り替えは、本体上部のディップスイッチまたは、外部接点から変更することができます。また簡易的なパターンジェネレーターとして16種類の信号発生ができます。

特長

• ● Quad Link 3G-SDI からSingle Link 12G-SDIにマルチプレクス※1、※2、※3
• ● Quad Link HD-SDI からSingle Link 6G-SDIにマルチプレクス※1、※2
• ● Dual Link 3G-SDI からSingle Link 6G-SDIにマルチプレクス※4
• ● Single Link 12G-SDIからQuad Link 3G-SDIにデマルチプレクス※2、※3、※5
• ● Single Link 6G-SDIからQuad Link HD-SDIにデマルチプレクス※5
• ● Single Link 6G-SDIからDual Link 3G-SDIにデマルチプレクス※6
• ● 1入力4出力分配器として使用可能※7
• ● 映像信号規格に合わせて、入出力インジケーターを点灯※7
• ● 簡易的なパターンジェネレーターとして16種類のパターン発生可能※8
• ● 動作モードを、ディップスイッチまたはGPIで切り替え※9
• ● 入力信号が規定フォーマット以外の場合はスルー動作に自動切り替え※10

• ※　 入力素材のQuad Link映像は必ず同期した信号を接続してください。
• ※1　INPUT1がプライマリ入力となります。プライマリ入力以外が信号断になると、ミッシング回路にプライマリ入力の映像と音声がコピーされ、信号断の入力はINPUT1と同じ信号になります。
  このとき、映像信号はコピーモードのためガタツキが目立ちます。
  QL3Gの4つのLINKが入力されると映像、音声データはそのままMUXされます。アンシラリーデータはペイロードのみ書き換えます。ペイロード以外のアンシラリーデータはそのまま通過します。
• ※2　QL3G、QLHDは2SIのみ対応です。SQD(Square Division)方式には対応していません。
• ※3　DIPSWの切り替えにより、PIDデータ挿入条件を変更することができます。
• ※4　INPUT1/3がプライマリ入力となります。(2系統)プライマリ入力以外が信号断になると、ミッシング回路にプライマリ入力の映像と音声がコピーされ、信号断の入力はINPUT1/3と同じ信号になります。
  このとき、映像信号はコピーモードのためガタツキが目立ちます。
  Dual Link3Gの2つのLINKが入力されると映像、音声データはそのままMUXされます。アンシラリーデータはペイロードのみ書き換えます。ペイロード以外のアンシラリーデータはそのまま通過します。
• ※5　入力コネクタはINPUT1固定。アンシラリーデータはペイロードのみ書き換えます。
  ペイロード以外のアンシラリーデータはそのまま通過します。
• ※6　入力コネクタはINPUT1/3固定(2系統)。アンシラリーデータはペイロードのみ書き換えます。
  ペイロード以外のアンシラリーデータはそのまま通過します。
• ※7　12G-SDI=青点灯、6G-SDI=紫点灯、3G-SDI=緑点灯、HD-SDI=黄点灯(INPUTとOUTPUT Single、Dual、Quad=緑点灯)1入力4出力分配器として使用のときは、ペイロードは書き換えしません。
• ※8　パターンジェネレーターとして使用する際はQuad Link 3G-SDI(Level-A 2SI)信号をINPUT1に接続してください。INPUT1の音声がSub Image2〜4にコピーされ出力します。出力は12G-SDIのみです。
  パターンジェネレーターで使用のときは、INPUT1以外を挿抜するとノイズ発生しますので注意してください。
• ※9　動作モード設定は、ディップスイッチまたはGPIの最後に設定されたモードで動作します。
  また、GPI接続中における本製品の再起動によりGPIの設定モードが優先的に動作します。
• ※10 自動スルー動作切り替えのON/OFFはAUTO THROUGHスイッチの操作で設定します。

システム例

ブロック図