正面･背面図

仕様

機能

分配モード設定	基板上のスイッチで2種類の分配モードを選択します。2系統の信号を各4分配する設定と、1系統の信号を9分配する設定があります。
リクロックステータス表示	モジュール正面のランプで、入力信号のリクロックレートが判別できます。リクロック可能な信号を検出すると本体前面の、3G(3G-SDI)、1.5G(HD-SDI)、270M(SD-SDI)のランプで識別できます。DIPSWの設定でリクロッカーがロックしない信号(SMPTE 310M-1998規格等)を入力した時、INPUTランプのみ点灯させることもできます。
ALARM出力	入力信号異常時、Vbus筐体の接点ALARM出力端子よりアラーム信号を出力することができます。アラーム出力の条件は以下の3項目あり、DIPSWで設定します。【条件1】リクロックできない信号が入力された時。【条件2】入力信号の有無を検知できない時。リクロックできない信号(SMPTE 310M-1998規格等)の有無も判別できます。【条件3】リクロック可能な入力信号の振幅レベルが75/50/25%を下回った時。 ※ 入力振幅レベルの閾値はおおよその目安です。
SNMP監視	SNMPトラップは、基板の抜き差し、入力振幅レベル、及びリクロックステータスに対応しています。入力振幅レベルの監視はHigh(75%以上)、Mid(75-50%)、Lo(50-25%)、No Good(25％以下)の閾値で監視できます。リクロッカーがロックしない周波数の信号(SMPTE 310M-1998等)に対して信号の有無のみ監視できます。

定格

入力信号	SDI IN	SMPTE424M、SMPTE292M、SMPTE259M-C、EN50083-9、 SMPTE 310M-1998準拠　0.8Vp-p/75Ω、BNC　2系統
出力信号	SDI OUT 1〜4/8、9 ※ SDI OUT9は 1-9MODEのみ。	SMPTE424M、SMPTE292M、SMPTE259M-C、EN50083-9、 SMPTE 310M-1998準拠　0.8Vp-p±10%/75Ω、BNC　各1系統
リクロック対応 映像フォーマット		1080p60/59.94/50/30/29.97/25/24/23.98、 1080psF24/23.98、1080i60/59.94/50、720p60/59.94/50、525i、625i
動作温度		0〜40℃
動作湿度		20〜80％RH(ただし結露なき事)
消費電力		3.5VA(5V,0.7A)
質量		0.2kg
販売開始年月		2025年6月

性能

入力特性	SDI IN	イコライザー特性		3G：120M(5CFB)、HD-SDI：180M(5CFB) SD-SDI：400M(5CFB)
		反射減衰量		3G：5MHz〜1.485GHz,15dB以上/1.485GHz〜2.97GHz,10dB以上 HD：5MHz〜1.485GHz,15dB以上 SD：5MHz〜270MHz,15dB以上
出力特性	SDI OUT	信号振幅		0.8Vp-p±10%/75Ω
		反射減衰量		3G：5MHz〜1.485GHz,15dB以上/1.485GHz〜2.97GHz,10dB以上 HD：5MHz〜1.485GHz,15dB以上 SD：5MHz〜270MHz,15dB以上
		立ち上がり/ 立ち下がり時間		3G：135ps以下(20%〜80%間) HD：270ps以下(20%〜80%間) SD：0.4ns〜1.5ns(20%〜80%間)
		オーバーシュート		10%以下
		DCオフセット		0V±0.5V以内
		ジッター 特性	アライメント	3G：0.3UI、HD：0.2UI、SD：0.2UI
			タイミング	3G：2.0UI、HD：1.0UI、SD：0.2UI
		出力遅延		3G：約15ns、HD：約20ns、SD：約30ns

※注.外観及び仕様は変更することがあります。 SR00