製品概要

IPCK-70HはVbusシリーズ筐体に実装可能なST2110対応のカラースーパーモジュールです。1080i、1080pの4:2:2/10bitフォーマットに対応します。モジュール1枚で、3系統のスーパー素材を本線映像にミックスできます。入力素材が多いスタジオ番組やスポーツ中継、イベント中継に最適な装置です。

特長

● 1080i、1080pの4:2:2/10bitフォーマットに対応
● 1モジュールで3系統のスーパー入力が可能
● IPアドレス切替時のクリーンスイッチに対応
● 本線映像2系統入力、本線映像2系統出力可能※1
● スーパー信号は外部/セルフに対応し、スーパーカラー、ゲイン調整が可能
● Key信号のLo/Hiクリップ調整、透過調整が可能
● 接点信号(オプション)、Webserverで各スーパーを個別にオン/オフ操作
● 本線2系統モード時は、各スーパーに対してON/OFF制御する系統(LINE1/2)を予め設定可能
● FILL、KEYのコンバイナーモードでアップストリームキーとして使用可能※2
● IPはST2110-20/-21/-30/-40に対応
● IPはSFPコネクターを2系統持ち、ヒットレス(ST2022-7)に対応
● エンベデッドオーディオは16chに対応
● 各種設定は前面表示器、Webserverで可能
※ 本機はWebserverによる設定が必須となりますのでご了承ください。
● NMOS(IS-04、IS-05)、BMCA、IGMP V3に対応
● Ethernetのリンク状況、PTP信号の受信状況が前面LED、表示器で確認可能
● 簡易エラー検出機能により前面表示器、SNMP、Webserverでエラーを通知することが可能
● ログ機能を搭載しており、受信状況、PTP信号の受信状況、エラー等を記録
● SFPは10Gbpsモード及び25Gbpsモードの選択をディップスイッチで切り替え可能
● タグVLANを各IPストリーム、NMOS、PTPにそれぞれ付加することが可能

※1　本線映像2系統モードで動作させた場合、OA出力のみとなります。プレビュー出力はありません。
※2　コンバイナーモードでは OUT1がOA FILL出力、OUT2がOA KEY出力になります。コンバイナーモードではプレビュー出力はありません。

システム例

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ブロック図

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